総務部は、総務人事課と総務経理課の2課より構成されています。「労務、給与、会計、予算、株主総会、福利厚生、健康管理、人事制度、渉外、ITなど」仕事内容は多岐に渡ります。直接利益を生み出す部門ではありませんが、従業員が健康で、明るく楽しく安全に仕事ができる、快適な職場環境を創り出せるよう、従業員へのサービス業務を担っています。

総務人事課は、主に採用、人事発令、給与・賞与計算、教育研修の企画などすべての従業員と密接に関わりあうことが多く、やりがいを感じられる部署です。

総務経理課は、主に会計、経理業務を行っており、会社の財産や利益の流れを管理しています。予算作成、日々の資金の動き、会社の資産管理、決算処理などお金の管理を担う欠かせない部署です。

以上のように総務部は、スムーズかつ効果的に業務を遂行することが常に求められており、多種多様な仕事や高い要求の中でも「縁の下の力持ち」として、「高砂香料西日本工場のコンシェルジュ」を目指して日々の業務に取り組み、従業員の笑顔とお客様の感謝の言葉を糧に、日々成長とやりがいを感じられる部署です。

生産技術部は、環境施設課と生産技術課の2課より構成されています

環境施設課は「設備保全、排水管理、廃棄物管理、工事管理、行政対応など」仕事の内容は幅広く、工場が滞りなく稼働する上で欠かせない部署になります。業務上でのトラブル発生時は頭を悩ますことも多いですが、問題を解決した時の達成感や自身の成長は一番身をもって感じられる部署です。

生産技術課は、どうしたら効率がよく、安全で安定した生産ができるかを、設備・工程・作業方法などを切り口として検討する部署となります。現在は、工場内のムダ・ムリ・ムラを無くし、業務をより効率的に進められるようにすることを目標に「データを用いた製造現場の見える化」、「5S活動推進」、「小集団改善活動運営」、「新入社員教育プログラム運営」、「カイゼン手法の教育など」と仕事の内容は幅広い業務を担っています。生産技術関連の各種手法を駆使しながら、工場内の全部署と関わり、コミュニケーションを取りながらものづくりを進化させる喜びを実感できる部署です。

それに加え、当工場では環境・労働安全衛生の国際規格となるISO14001とISO45001の認証を取得しています。生産技術部は、それぞれの規格の維持・管理を行うEHS事務局の運営を務めており、各種ルールの策定等の仕組みづくりを行い、工場全体の環境・安全活動を推進しています。また、作業現場での従業員の安全意識を向上させるため、ゼロ災推進活動を展開しており、現場での気づきを安全な職場づくりに活かせるよう努めています。

製造部は、製造1課、製造2課、製造3課の3課より構成されています。

製造部はものづくりの柱ともいえる部署であり、主に食品や飲料などに含まれるフレーバーの製造（調合、抽出、ろ過、充填、包装）をしています。まず、製造1課、製造3課で料理のレシピのように原材料の配合割合、投入順序が書かれた処方箋に従い、数10種類から多いものでは100種類を超える原材料を使ってブレンド（調合）します。その後、製品によってはろ過処理により不要物を取り除き、製造2課にて決められた容器に充填され、包装工程を経て、多種多様なフレーバーを作り出しています。

また、ものづくりをするだけなく、お客様に安全・安心な製品を安定的に供給するため、安全で高品質な製品を製造し、かつ効率よく製造することを両立させるために、製造方法の改善を親会社と連携しながら進めていくことも重要な業務の一つです。
フレーバー自体は、最終製品として消費者の目に触れることはありません。しかし、私たちは、製造したフレーバーが様々な食品、飲料に使われていることで「食を彩るお手伝い」をしていると自負し、やりがいを感じることが出来ます。

生産管理部は、生産業務課と生産物流課の２課より構成されています。

業務内容としては生産業務課では原材料の在庫管理・発注から製造スケジュールの策定・製造指示書の配布までを、生産物流課では、包装資材の在庫管理・発注から物流倉庫での入出庫対応も含めた原材料・包材の構内物流対応、製品の出荷対応までをそれぞれに担うことで、工場で行う生産活動の管理と支援をしています。

また、生産管理部では、生産活動に欠かせない原材料の調達は世界の気候変動や情勢により日々変化しているため、安定供給を遂行するべく関係する部門と密に情報連携を行いながら対応しています。あわせて、製造スケジュールの策定においてはお客様の希望された納期に応えられるよう、柔軟かつスピーディーな対応を実行しています。

以上のように、生産管理部は、ものづくりそのものを行っていませんが様々な情報を得て意思決定を行い、製造をサポートすることでお客様が満足頂けるように日々活動しております。

品質保証部は品質保証課と品質管理課の2課より構成されています。製品が正しく製造され、安全・安心な製品を世の中に送り届ける上で重要な役割を担っています。

品質保証課は、製品の品質規格の設定や検査結果を報告するための検査報告書の発行などが主な業務となります。またお客様からの問い合わせ対応や査察対応なども重要な業務となります。

品質管理課は、官能検査、理化学検査、微生物検査を中心に原料及び製品が規格に沿っているかを分析業務を主として品質管理を行っています。そのほか、正しい分析結果を得るための分析機器の校正など適切なメンテナンスを行うことも欠かせない業務となります。

２つの課が相互に関わり合い、顧客満足を第一に安全で安心な製品をお届けするために品質の向上に日々努めています。

製品の品質はお客様にとってブランドイメージそのものであり、責任感とやりがいを感じながら仕事に取り組んでいる部署です。